like a lovesong

@doomydawn

People In The Boxについて

おためしで、Twitterに書いたPeople In The Boxについての文章を以下コピーしてまとめてみる。

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People In The Box の音楽には、大げさにではなく、ふいに気づかないうちに内側に潜ってくる感じがある。 クラシックを聴き続けた直後にさて次に何を聴こうと考えたとき自然とピープルを選んだのは偶然ではなく、作者奏者の訴えかけ方に通底する何かがあったのだと思う。

People In The Box『Weather Report』は抽象的で、ころころと場面の切り替わる映画を観ているような気分にさせられるアルバムだと思う。けれど音楽の描く風景を眺めていると、気づかないうちに内面が揺り動かされている。

Peopleの『Citizen Soul』(2012)ツアーに行ったとき、近くのお客さんが「汽笛」でふいに泣き出し、とくに感情移入せず聴いていた自分に焦ったことがあった。でも今は特に頭やら感情やらを動かさない聴き方もそれはそれでいいかと思う。それを許してくれる音楽だと勝手に思う。

People In The Box は作品毎の変化もとてもおもしろくて素敵だ。こんなに鮮やかな、生の刹那的なきらめきを感じられる曲が聴けるなんて誰が予想しただろうか 

t.co

People In The Box「完璧な庭」 『Bird Hotel』より

『Bird Hotel』の、地下室で鳴らされているような曲たちが大好きで、鬱屈とした気持ちが救われていた。今聴いてもやはり良い。

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